
「面談したら無理やり転職させられるのでは…」正直、私も最初はそう思っていました。
しかし実際に話してみると、怖かったのはエージェントではなく、自分の認識と市場評価の「ズレ」でした。
採用に携わる元役員の私が、エージェントに相談して初めて気づいた耳の痛い「現実」を忖度なしで暴露します。
✅ この記事の結論
- ✅ 面談の現実: 自分の自己評価と、プロの客観評価には驚くほどのズレがある。
- ✅ 過大評価: 「役職」「マネジメント経験」だけでは40代の武器として弱い。
- ✅ 過小評価: 「何でも屋」と思っていた幅広い経験が、実は高評価だった。
- ✅ 結論: 今すぐ転職しないからこそ、冷静に「自分のレベル」を聞ける貴重な機会。
目次
1. なぜ採用に携わる元役員が、わざわざエージェントと話したのか
「採用する側にいたなら、自分の市場価値くらい分かるのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際は違いました。
① 「社内基準」に偏った視点を客観視したかった
ビズリーチに登録して職務経歴書を整えていく中で、「この経歴書は、他社の目にどう映るのか?」という疑問が湧いてきました。長く同じ会社でキャリアを積んできたからこそ、どうしても視点が「社内基準(内側)」に偏ってしまっていたのです。「今の自分のスキルで、本当に外の世界で戦えるのか?」その答え合わせには、第三者である転職市場のプロ(エージェント)の客観的な視点が必要でした。
② 面談の前にやった「経歴書の準備」
面談で話が弾んだのは、事前に職務経歴書をある程度埋めていたからでした。「具体的な数字」と「規模」を入れて整えておくと、エージェントの質問にもスムーズに答えられ、面談の濃度が一気に上がります。
▶︎ ビズリーチでスカウト来ない?元役員が経歴書を直した結果【2026年】
2. 実際の面談はどんな雰囲気だったか
面談はオンライン(Zoom等)で行われました。結論から言うと、「面接」や「尋問」のような堅苦しさは一切なく、「キャリアの作戦会議」に近いフラットな雰囲気でした。
① 「キャリアの作戦会議」のような時間
最初は、これまでの経歴や、現場から管理職に至るまでの今の仕事について簡単に話すところから始まります。相手はプロの聞き上手です。「それは大変なご苦労でしたね」「その経験は非常に貴重ですよ」と、見事に会話のキャッチボールを引き出してくれるため、身構えることなくリラックスして本音を話せました。
② 無理な「転職勧誘」はなかった
事前に最も心配していたのは「強引に転職を勧められないか」でした。しかし、私が会ったエージェントは「今すぐ動かなくていいですよ」「まずは情報収集として」というスタンスで、無理な勧誘は一切ありませんでした。むしろ「いつでも相談してください」という長期目線の姿勢が印象的でした。
3. 【現実】「市場価値」との残酷なズレに気づいた
今回の面談で最大の収穫であり、最も冷や汗をかいたのが、「自分の自己評価」と「プロの客観評価」の強烈なズレに気づけたことです。
① 過大評価していた点
「役職やマネジメント経験がある」というだけでは、40代の武器としては弱いとハッキリ指摘されました。市場が求めているのは「ポスト」ではなく、「規模」や「成果の具体的な数字」だったのです。
❌ 自己評価が高すぎた例
「常務執行役員として経営に関わってきた」
→「で、具体的にどんな数字を動かしたんですか?」と返される。
② 過小評価していた点
自分では「現場の泥臭い仕事から管理業務まで、何でも屋で中途半端だ」とコンプレックスに思っていた幅広い業務経験。これが逆に、「環境変化への柔軟性と現場理解がある」と高く評価されたのは驚きでした。
⭕ 自己評価より高かった例
「整備士から始めて、現場も管理もやってきた」
→「全体像が見える人材は希少です。中堅企業の幹部候補で需要があります」
③ 「耳の痛い現実」を言ってくれる人ほど信頼できる
ただ持ち上げるだけでなく、「この部分は少し市場のニーズとズレるかもしれません」と、耳の痛い現実もストレートに伝えてくれた点が、個人的には非常に信頼できると感じました。もしこの「ズレ」を修正しないまま、間違った自己PRで一人で転職活動に突っ走っていたら…と思うと、正直ゾッとします。
💡 makotoの現場目線
採用する側にいた立場でも、自分のことになると驚くほど主観的になります。「役員までやった」というプライドが、外の市場では通用しないこともある。これに気づけたのは、本当に大きな収穫でした。プロの目を借りる価値は、想像以上に高いです。
4. 面談してみて感じた、良かった点・微妙だった点
忖度なしに、実際に面談をしてみて感じたメリットとデメリットを整理します。
⭕ 良かった点
- 第三者のプロ視点で経歴の棚卸しができた
- 職務経歴書の具体的な改善ポイントが見えた
- 無理に転職を勧められることは一切なかった
- 自分の市場価値の「現在地」が分かった
△ 微妙だった点
- エージェントによって熱量や提案の質に差がある
- 面談の流れで具体的な求人紹介に寄る瞬間がある
- 1人のエージェントの意見が市場の全てとは限らない
エージェントも人間ですので、相性の良し悪しは必ず存在します。だからこそ、複数のヘッドハンターと接点を持っておくことが、40代のキャリアにおける強力な「保険」になります。
5. 「ハズレ担当者」を引かないための工夫
面談の良し悪しは、エージェント(担当者)との相性で大きく変わります。だからこそ、ハズレを引かない工夫が大事です。
① 「耳の痛い現実」を言ってくれる人を選ぶ
良いエージェントは、メリットだけでなくデメリットや課題もハッキリ言ってくれます。「あなたなら大丈夫」しか言わない担当者は、決めさせたいだけの可能性があります。
② 事前に担当者の相性を確認する手もある
最近は、登録前に担当者の相性を確認できる無料サービスもあります。「いつもエージェントと合わない」と感じる40代は、こうしたマッチングサービスを使うのも有効です。
▶︎ 転職の担当者ミスマッチを防ぐ!無料サービスanoteを人事が解説
6. ハイクラスなら「専門エージェント」の面談も価値が高い
ビズリーチ経由のエージェント面談だけでなく、ハイクラス特化のエージェントとの面談も40代には有効です。
① JACのようなハイクラス特化エージェントなら「業界知識」が深い
ハイクラス特化のJACリクルートメントなら、業界の動向や非公開求人の情報まで踏み込んだ面談ができます。「ビズリーチで市場価値を測る→JACで攻めの戦略を練る」という流れは、40代の王道です。
▶︎ JACリクルートメントの評判・口コミ|元役員が40代に本音で解説【2026年】
7. ビズリーチ面談に関するよくある質問
Q1. 面談を受けたら転職しないといけない?
そんなことはありません。「今すぐ動かなくていい」というスタンスのエージェントがほとんどです。情報収集だけでも全く問題ありません。
Q2. 面談で何を聞かれる?
これまでの経歴・今の不満・将来の希望、の3点が中心です。難しい質問はなく、普通の会話の延長で進みます。
Q3. オンラインと対面、どっちがいい?
オンラインで十分です。移動時間がなく、現職を続けながらでも受けやすいのがメリットです。
Q4. 面談で「無理だ」と言われたらどうする?
それも貴重な情報です。「今の経歴では難しい」と言われたら、経歴書を整え直す or 別のエージェントの意見も聞くのが正解です。1人の意見が市場の全てではありません。
Q5. 服装はどうすればいい?
オンラインなら清潔感のあるシャツで十分です。面接ではなく面談なので、過度にかしこまる必要はありません。
まとめ|「今すぐ転職しない」からこそ、冷静に聞ける
今回話してみて強く感じたのは、「エージェント面談=すぐ転職しなければならない」ではないということです。
むしろ、切羽詰まっていない「今」だからこそ、フラットな気持ちで冷静に「自分の値段」や「弱点」を受け止めることができました。一人でモンモンと「自分は通用するのか?」と考えている時間は、本当にもったいないです。プロと30分話すだけで、霧が晴れるように自分の立ち位置が明確になります。
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